守秘義務とコードネーム

FXプライムではFXの税制を正しく有利にご活用いただくため、毎年「FX投資家のための税金セミナー」を開催しており、好評のようです。FXプライムの口座持っているとをFXの税金は株式の特定口座のような仕組みがないため、ご自身で確定申告を行う必要があります。今回の「基礎編」では、FXを取引するうえで押さえておくべき基礎知識に加え、実際にお客様からよくいただく質問などをわかりやすく解説いたします。

守秘義務とコードネーム

為替市場では、銀行を経由して輸出入企業、生命保険会社、ヘッジファンド、政府機関などさまざまな顧客(カスタマー)が参加しており、大口の顧客フローが市場を大きく動かすことも少なくありません。どこかの銀行からまとまった玉が出たときは、市場参加者としてはバックでどんな客筋が動いたのかやはり気になるもの。しかし顧客の取引内容は当然コンフィデンシャルであり、顧客担当者が第三者に具体的な顧客名や取引内容を漏らすことはご法度です。

 

ヘッジファンドや外国中銀など大口の顧客ほど情報漏洩に神経を尖らせており、もし守秘義務違反があれば、最悪の場合ラインカット(取引停止)ということもあります。筆者が昔働いていた銀行でも、ある大口顧客のフローやオーダーを別の得意先に逐一報告していたのがバレてクビになった顧客担当者もいました。

 

第三者に漏らす意図がなくても、電話口などで偶然漏れてしまうということはありえます。例えばある担当者が「〇〇生命さん、ドル円100本売りたい〜!」なんて叫んでいるのを、別の担当者と電話中のほかの顧客に聞かれてしまう可能性があります。またEメールで顧客情報を社内で共有する場合に、誤って外部に送信してしまうなどのリスクもあります。このため、多くの銀行は顧客名が外部から判別できないように「コードネーム」を使用しています。

 

筆者が昔いたある米銀の場合、顧客を「1番さん」「2番さん」というように番号で呼んでいました。しかし顧客名や業種と番号には全く関係はなく、覚えるのが結構大変。しかも取引拡大にともなって100番さん200番さんまでできてしまったため、最後の方は誰が誰だかわかりません。年配のスポットディーラーに「80番さんに、10本プライス!」と言っても、「80番って誰だよ!」と聞き返され、小声で「??証券さん・・」と言い直すなど、コードネームの意味なし!という場面もありました。

 

別の米銀の場合、新規取引を獲得した顧客担当者がコードネームを決めていいことになっていました。安易に顧客の担当者の名前や本社の所在地をコードネームにする者もいれば、ミュージシャンやギリシャ神話の神など全く関係な名前をつける者、あるいは何かいわれがあるのかと想像をかき立てられるようなひねったコードネームばかりつける者などさまざまでした。

 

しかしコードネームを使った情報管理にも大きな問題がひとつありました。為替市場(特に外銀業界)は人材の流動性が高いので、顧客担当者がしょっちゅう入れ替わります。あるやり手の担当者が顧客をごっそり連れて他の銀行に移籍すると、移籍先でも前の勤務先と同じコードネームをつけてしまうということがままあり、意図せずして顧客のコードネームが複数の銀行で共有されてしまうということが起こるわけです。こうなるとコードネームを付けていてもほとんど無意味になってしまいます。

 

どこの銀行でも守秘義務には気を使っているはずですが、人の口に戸は立てられぬもの。商社筋など情報通だと、誰がいくらで何をしたか、どこにどのくらいオーダーがあるのかなど実によく知っています。やはり多くの人が知りたがる情報が漏れるのを完全に防ぐことは難しいようです。

 

一方、市場で流れるフロー情報(〇〇が売ったらしいとか)も、伝言ゲームのようなもので、いい加減なものが多いのも事実。また一部のフロー情報を過大評価してバイアスを持つのは逆に危険な場合もあります。市場で起こっていることをすべて知ることが不可能である以上、他人の手口は気にしないのが賢明かもしれませんね。

 

 

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為替のコラムj

今年起こったチリ鉱山の落盤事故「奇跡の33人」も記憶に新しいですが、最近「奇跡の3人」ともいえる事件が・・・。

 

南太平洋のトケラウ諸島(ニュージーランド領)から小型ボートで海に乗り出したきり行方不明となっていた少年3人がなんと60日後に発見されたというニュース!!

 

現地に住む14〜15歳の少年3人が近場に行く予定で小型ボートに乗り海に出たのは10月初め。その後間もなくボートのエンジンが故障し漂流。地元では遭難とされ、その直後はニュージーランド空軍も捜索にあたっていたそうですが、発見されないまま地元では葬儀も営まれていたとか。

 

漂流から約二ヶ月後の11月下旬、マグロ漁船が普段は通らない海路を航行中に偶然ボートを発見。彼らを無事に救助したそうです。これはまさにの奇跡の出来事!

 

過酷な状況下で少年達はさすがに痩せ細っていたようですが、60日間生き延びるのに、一体何を食べていたのか非常に気になるところ。漂流期間に彼らが食べたのは、なんとカモメ一羽に椰子の実。その他は雨水や海水を飲んで餓えをしのいだそうです。いったい「カモメ」をどうやって捕まえたのか・・・?若葉はとっても気になります。もし彼らの体験記が出るようなことがあったら、ぜひ確認したいと思います。ともあれ、無事に発見されて本当によかったですね!

 

気になるといえば・・・やっぱり来年の相場が何より気なります。2011年のドル/円は?ユーロ/円は?ポンド/円は?今後の為替見通しを展望するオンラインセミナーは来週火曜日開催!お見逃しなく!